2010年2月8日
しばらくご無沙汰しております。
さてさてお休みしている間、食育サイトの管理人としての知識、そして造詣・情熱を深めるために日本科学未来館の特別展示、「’おいしく、食べる’の科学展」へ行ってきました。
あの、本当はMEGASTAR-IIも観たかったんですよ。でも満席でしてね、ちょっとテンションが下がってしまったんですが、いやあ、毎回毎回特別展示はテンション上がりっぱなしですわ! 改めて食の大切さというものをまざまざと体験できただけでも大興奮だったのですが。
実は目的がもう1つあって、未来の新食材としてミドリムシが注目されていると。んで、実際に、ミドリムシ食べられるらしいぞ、と。じゃあ食べに行こうじゃないかと言うことで、食べる前に係員の方にお話を色々伺ったのですが。
まず何故ミドリムシが未来の新食材として注目されているか。「コスト・栄養面・微生物なので環境に左右されない・そのまま食べられる」とメリットずくめ。特に栄養面においては必須アミノ酸をバランス良く含み、消化吸収がとても優れていると。へえ、そりゃスゴイ! しかしここで疑問に思ったことがひとつ。微生物なら他にも光合成のみで増殖できて、環境に左右されないモノもあったはず。それなのにどうしてミドリムシがピックアップされたのでしょうか?
係員の方「まず栄養面において他の微生物とは比べものにならないほどの栄養面、特に人間が必要とする必須アミノ酸ですね。これのバランスの良さという点が挙げられます」
和治「他の微生物では栄養面のバランスが悪い、と?」
係員の方「あくまで研究段階ですが、現状、調べてみた結果、ミドリムシが微生物の中でも特にバランスが良く、そして何より消化吸収されやすいという点でも優れているんですね。他の微生物ですと必須アミノ酸が不足してしまったり、消化吸収がしにくいという点が挙げられます」
和治「なるほど。では、具体的に将来どういった形で我々の食卓にミドリムシが加わるのでしょうか?」
係員の方「研究の問題点がそこです。例えばですが、発展途上国への食料援助としてサプリメントのような形で上手く活用できないか……。また、現状ですが、乾燥させたミドリムシを粉末状にして料理に加える……、実際パスタに練り込んで提供するレストランがあるのですが、具体的に『美味しく食べる』ということを考えると、それは今後の課題ともなります」
和治「サプリメントのような形であれば手軽に摂取出来るでしょうけれど、料理として『美味しく食べる』というのはなかなか難しいでしょうね」
係員の方「売店でクッキーやベーグルが売っているので、よろしければ是非食べていってください。特にベーグルは1個あたり15億匹のミドリムシが入っているんですよ」
……というわけで、早速5階にあるカフェにてミドリムシベーグルをいただいてきました。

ミドリムシベーグル
味はね、意外と普通なんですけれど、若干青臭い感じがします。でも気にならない。確かに「美味しい!」とは強く言えないけれども、普通に食卓で出されても平気で食べられます。うん、イケますよ、これ。
確かに調理に関しては研究の余地があるかも知れないけれども、粉末状にしても栄養素がなくならないのであれば、それはすぐ改善されるのではないかと。むしろ問題なのは飽食化している現代人じゃないかなーと強く感じた1日でした。是非来るべし!
あ、お約束にお土産もちゃんと買いましたよ。おやつにいただこうと思います。1枚に2億匹入ってるって。スッゲー!

ミドリムシクッキー
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